【中津にいたのか!?】カッパの話&妖怪遭遇体験

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あいさつ

コロナ禍のなか皆さんいかがお過ごしでしょうか、運動不足でますます増量中のむねキングです。

今回一連の出来事は将来の歴史の教科書に黒ゴシック太字で書かれることになるでしょう
歴史の証言として将来にこの記憶を遺すために、大仏でも建立しようかと考えている今日この頃です。

僕の「妖怪遭遇体験」

さて世間では「妖怪アマビエ」の絵が出回り、各種グッズも販売される人気のようですが、「妖怪アマエビ」と勘違いしていたのは僕だけじゃないはずです。

子供の頃から「ゲゲゲの鬼太郎」は好きで、境港にある「水木しげるロード」にも行きました。かくゆう私も実はいわゆる「妖怪」には出くわしたことがあります。

前職が林業関係の仕事で、その日も中津市山国町某山林内の小川に沿いに上流に向かって一人で歩いていた時、上流の方から突如、「ドドーン!」と大きな木が倒れるような大きな音が聞こえてきました。

腐った木がたまたま倒れたのか、風も強くないのに不思議だなぁと思いつつ音のした場所まで歩いていくと、特に変わった様子もなく、木が倒れたような跡もなくただ大きな音がしただけでした。

帰って水木しげる著「妖怪辞典」を調べてみると、、、
今日体験したことがそのまま「妖怪天狗たおし」として載っており、英彦山周辺で特に多いとも書かれていました。

このように「妖怪」というのは、特に人に危害を加えるものではないようです。

例えば、道を歩いていたら突然前に進めなくなる「ぬりかべ」や町中に柿の実をまく「タンタンコロリン」など正体も不明ながら、それ以上に目的自体が不明というのが多いみたいです。

中津の妖怪というものをインターネットで少し調べてみたら、文化13年(1816年)に空から豆をまいた妖怪「豆」
自性寺に伝わる伝説の「竜女」
(「竜女」に関しては中津市三光の八面山と一緒に、また後日、記事を書くかもしれません)
夜更けに山国川の水面を歩く「川姫」などの昔話があるようです。

この他にも村史や町史を調べるとまだまだ中津の「妖怪」の話がでてきそうです。引き続き調査中です。

今回は数ある妖怪伝説のなかでも、有名で耶馬渓でも目撃が報告されている「河童」についての話をしていきたいと思います。

河童と山神交代信仰

「河童」と聞いて、知らない人はまずいないだろうとは思いますが、「河童」と聞いたらだいたい、背中にカメのような甲羅、手には水かき、そして頭の上にお皿(ハゲ?)がある姿を思い浮かべることと思います。

ここからは少しまじめに「河童」からは少し離れますが民俗学のお話をしていきます。
最終的には「河童」に話は戻っていく予定です。

カッパと民俗学

「山神交代信仰」とは春になると「山の神」が山から降りてきて「田の神」となり、秋には再び山に戻るという信仰があります。

人は死ぬと山に行き「祖霊」となり子孫を見守るといわれています。

山から降りた「山の神」はまず桜の木に宿ると言われており、昔話の「花咲かじいさん」のイメージとも重なります。

仏教民族学者の五来重氏の本を読むと、山から降りてきた「山の神」は「川の神」となり稲作の季節が終わると山に戻る。
山の神(猿)と川の神(亀)のイメージが重なり「河童」になったと書いてあります。

どうでしょうか?
民俗学というのは面白いとおもいませんか?

「河童」の話は、今回はこれくらいにして、また次回から詳しく書いていく予定です。
これから「鶴一神社の伝説」と「川の神」や「河童」の話をこの夏はしていこうかなと考えています。

【おまけ】カッパのミイラ

小学校の夏休みに、なにげなくお昼にテレビを見ていたら、いわゆる、夏の怪奇特集で「民家の天井裏から発見された『河童のミイラ』」というものが映し出されました。

たいして怖いものではなかったのですが、「河童のミイラ」がうちの家の天井裏にあったらどうしようと考えてしまい。
しばらくは心配で心配で不安な毎日を過ごしたことがありました

その「河童のミイラ」ですが、有名なのが佐賀県伊万里市にある「松浦一酒造」にあるんですよ!
その「河童のミイラ」がまさしく当時、小学生だった僕を恐怖に陥れた張本人でした。
2012年12月に見に行ってきました。

あまり写真を撮るとバチが当たりそうだったので、遠慮がちに離れて一枚
頭頂部には「皿」のなごりといわれる、くぼみがあるそうです。

それではまた次回!!

歴史には諸説あり、今回ブログに載せたものとは違う解釈の仕方もあります。

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むねキングさんの記事です↓

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この記事を書いた人

めざすは中津のインディージョーンズ!
歴史大好き野郎のむねキングです
邪馬台国は中津にあった説を提唱
「山国英彦山探検隊」の一員で英彦山のことを研究中

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