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千と千尋の神隠しの「ハク」
皆さんこんにちは、イオン三光のセントラルシネマでスタジオジブリ作品がやってましたが、鑑賞しましたでしょか?
金曜ロードショーでお馴染みのジブリ作品ですが、過去に公開された作品がテレビ画面ではない映画館の大画面で観れる今世紀最後?のチャンスでしたね!
「風の谷のナウシカ」の終盤の名シーン、迫りくる王蟲の群れにむけて巨神兵が攻撃をかけるシーンを子供の頃に観て、クシャナ殿下の凛々しさも相まって痺れたものです。
数あるジブリ作品のなかでも日本映画観客動員数1位の「千と千尋の神隠し」があります。
主要な登場人物の「ハク」も女性に人気のキャラクターと聞きます。
「ハク」は「琥珀川」の神で「千尋」が小さい時に「琥珀川」で溺れたときに助けたというのが物語の鍵となっていました。
この「ハク」ですが、「千尋」を助けたときはまだ人間で、助けるときに身代わりとなって溺れた少年だという解釈もあります。
前回の「河童の話」でもお話したように「川の神」や「海の神」が少年を自分の跡継ぎにするために、川(海)の底に引きずり込むという話は、山口県下関市にある「赤間神宮」の「安徳天皇」の物語があります。
「千と千尋の神隠し」ともに、興味のある方はググってみてください。
赤間神宮「安徳天皇」は竜神になったので「竜宮城」のデザインになってます。
「八幡鶴市神社」の悲しい伝説
さて、この中津市でも川の神になった少年がいます。
八幡鶴市神社の「市太郎」です。
「八幡鶴市神社」の悲しい伝説をしらない人のためにかいつまんで説明いたしますと。
保延元年(1135年)山国川の堰がたびたび決壊するので、七人の地頭の内から「人柱」をにしようという話になり、地頭の湯屋弾正基信が人柱となることに決まった。
しかし、「鶴」という女性が代わりに自分が人柱になると申し出で「鶴」の息子「市太郎」も一緒に「人柱」になるということが決まった。
そして母と子は人柱として川に沈められた。
という、お話が伝わっています。
この、「鶴と市太郎」のお話ですが、いまでも中津の地名に「湯屋」があったり鶴居小学校の校歌の3番の歌詞にも「鶴と市太郎」がでてきます。
中津の「川」にまつわる伝説をまとめる
3回にわたって「川」にまつわる話をしてきましたが、話を簡単にまとめると、
- 良いことをして川で死んだ少年は「川の神」になる(市太郎やハクなど)
- なぜ少年かというと、思春期に本格的に突入する前の少年は、大人でもない子供でもない中間の存在として「神」になる資格がある(オッサンは不可)
- だいたい川で行方不明になるのは水遊びをする少年である
1回目のお話はこちら↓
2回目のお話はこちら↓
新たな疑問と研究は終わらない
今回、「八幡鶴市神社」のことを少し調べてみただけで、また新たなる疑問がうかんできました。
そもそも「人柱」とはなにか
工事が上手くいかないのを人を埋めて解決というのが、現代人の感覚からすると理解できない
また、民俗学者の柳田国男氏が指摘している通り、各地の人柱伝説の人柱になった女性の名前に「鶴」とか「通」という名前が多いというのは興味深いところです。
そもそも、なぜ母と息子、子供まで犠牲になるのかというのが、今後の研究材料になりそうです。
まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれも水の事故には注意して下さい。
それでは、また。
歴史には諸説あり、今回ブログに載せたものとは違う解釈の仕方もあります。
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